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このページでは、RealTrainMod(RTM)のアドオンの制作について、必要な知識、解説ページへの導線をまとめています。
はじめに、アドオン制作の大まかな流れについて説明します。
制作する人によって違いはありますが、おおよそ以下のような工程になります。
RTMのアドオン制作には、様々な必要なものがあります。
アドオンを制作する前に、これらを自分で用意するか、既製品を利用できるかなどを確認します。
根気
アドオン制作をする上で、もっとも重要なのは根気です。
アドオン制作には多くの工程と多大な時間を要するため、必ず途中でモチベーションが尽きます。
そのような状態にあっても、意地と根性で制作を続けることができれば、必ず成果に結び付きます。
資料
実物を再現する場合は、制作するアドオンの内容にかかわらず、現実に存在する物品を参考にすることになります。
実物の写真や図面などを収集し、アドオン制作に活かすことが大切です。
架空の物品を制作する場合でも、他の物品を参考にすることが多いため、資料は必要です。
3Dモデルデータ
アドオンの見た目を構成する最も基本的な要素です。
作成された3Dモデルは、車両・などの形状を表現するために使用されます。
正確なスケールや適切な細部の作り込みにより、リアリティが大きく変わります。
テクスチャデータ
3Dモデルに貼り付ける画像データで、外観の色や模様を決定します。
利用できるのはカラーマップのみで、ノーマルマップやバンプマップ、スペキュラマップは利用できません。
陰影や光沢を意識した塗装や細部まで再現した表記類などは、リアリティや個性を演出するために欠かせない要素です。
ボタンテクスチャデータ
モデルの選択画面で表示される選択ボタンに使われる画像ファイルです。
アドオンの名前のほか、ドアの開閉や前照灯などの搭載機能のアピールや使い方の補助など、ユーザーへの視覚的な案内を担います。
他のアドオンとは違うことをアピールできる、分かりやすいアイコンを作成することが重要です。
JSONファイル
モデルの動作や見た目、座席判定、台車の位置などを定義する設定ファイルです。
アドオン全体の挙動をコントロールするため、正確な構文と内容が求められます。
使用を共有できる他のファイルと違い、追加する1両あるいは1個のアイテムと同じだけのファイルが必要なので、整理も大切です。
音声ファイル
警笛、ドア開閉音、走行音など、車両や設備が出すサウンドを表現するためのファイルです。
再現性を高めるために実際の録音を使用したり、自作音声を加工することもあります。
加工済みの音声と再生制御のスクリプトを組み合わせたライブラリを利用することもできます。
スクリプトファイル(描画・音声・サーバー)
複雑な動作や条件付きの演出を実現するためのJavaScriptベースの制御ファイルです。
列車の描画の制御や保安装置との連携、特定条件でのイベント発火など、高度な表現を行う際に活用されます。
スクリプトを使わずに完結させる場合もありますが、使いこなすことで自由度が格段に上がります。
これらの必要なデータを制作するには、専用のアプリケーションソフトウエアが必要となります。
RTMのアドオン制作においては、RTMで利用できるデータ形式に対応した、以下のようなアプリケーションがよく使用されています。
.mqo
)が利用されるため、同形式でデータを出力できるアプリケーションが必要となります。